悠々自適のタイ生活タイでロングステイ

以前に本紙で、スパンブリーでロングステイをする大角さんについて掲載した。その記事はグーグル検索で「大角、タイ、ロングステイ」で１番目にヒットするのを見てもらえばわかる。　

　さて、現在の彼はどんな生活を送っているのだろう。　

　タイに都合、20年以上滞在、スパンブリーには10年ほどになる。ここ２、３年は凝っていた畑仕事もあまりやらなくなり、74歳になる年齢もあり、「じゃまくさくなってきた」という。　

　池で魚を飼って売っていたのもやめ、持っていたピックアップを相方のタイ人女性に渡し、自分はバイクであちこち行っている。これはどうも、畑仕事なども女性の協力が得られなくなり、やめたのかも。　それでも、１年に１回、ビザのために出向いたイミグレーションで担当官は「本当に74歳か？信じられない。50歳代に見える」と目を丸くするくらい、若く見えるが、老化が早いタイ人にとっては、その容姿は驚きなのかも知れない。　

　相変わらず、１日に２～３本はビールを飲みリオビールが定番。牛肉や豚肉を薄くスライスして、すきやきをつくるのが至福の楽しみで、バイクでぶらりと出かけて露店が集まっている市場をのぞくのが楽しい。　

　バンコクのサンブックスで買った日本語の文庫本を普段は読んでおり、たまにマハチャイなどの生鮮市場に出かける。この正月にもバイクで買い出しに出かけ、ひらめ、かつを、いか、いいだこ、しゃこなど、１日がかりで帰ってきた。その素材を料理して、２～３日は食事が楽しめる。　

　ここ２～３年はバンコクの地方を旅行するのも楽しみで、思いつきで行くことも多い。例えば、バンコクまで出てきて、バンが集まるところで、「これどこへ行くの？」と聞いて「メーホンソン」とわかり、そのまま乗ってしまうとか。予約なしでホテルやゲストハウスに泊まり、帰りはチェンマイに出て、ナコンサワンからスパンブリーに。チェンマイ、チェンライ、メーサイ、ランパンなどにも出かけた。２泊３日ほどで帰ってくる。５匹いる犬を置いていくので、それも心配だからだ。　

　18年ほど前に脳梗塞をしたあとは、大きな病気はない。これもきっと、食べたいものを食べ、あくせくしないでのんびり過ごしているのがよいのだと思う。タイでは保険はないので、何か大きな病気の予兆がある場合は、日本に帰ることにしている。日本には妻がいるから病気の際は面倒を見てもらえる。　

　スパンブリーで自給自足の畑を持ち、ロングステイの生活をしている大角さんの連絡先は０９０-６７５-８６７０まで。

悠々自適のタイ生活 タイでロングステイ

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