社内タイ語事情 タイ人は長期バケーションには程遠い?
「ワンユット」というタイ語があります。ワンは「日」、ユットは「休む」で、休む日ということになります。タイの労働局では会社での休みは、1週間に1日以上、という最低基準を定めており、週休1日でもよい、ということになります。
日本では「週休2日制」はあたりまえかも知れませんが、このような規定があるため、中小の会社では意外と土曜日出勤というところも多いはず。特に工場などは、できるだけ稼働したいため週休1日で働かせる、というのはあたりまえかも知れません。
しかし、全体的に見ると、先導する公的機関は土、日休み。銀行も土、日休み。それに習って大手企業などでは土、日休み、という感じです。
さて、このワンユット。まだあります。ワンユット・プラペーニーというもので、この「プラペーニー」というのは「慣習」。特別休暇いわゆる祝日のことです。基準法では1年で13日以上、と規定しており、13日以上、従業員に休みを与えなくてはならない。
例えば、元日、ソンクラーンの3日間、王妃の誕生日、国王の誕生日など、1年間で祝日は15日ほどあります。きっちりと13日に決めて休みを与えるというのもアリでしょうが、ほとんどの会社は銀行や公的機関に右にならえ、という感じでしょうか。
そして、もう1つ、ワンユットが会社の中であります。ワンユット・パックポーンで、このパックポーンは「休養する」。いわゆる個人が取れる有給休暇のことです。
基準法では、1年以上働いている人は最低年間で6日の有給休暇が与えられる、と規定しています。ですから、6日の休みは雇用主として認めなくてはならない。
細かい部分では、最初の研修期間は1年の中にはいるのか、とか、1年間で6日を消化しなかった場合は2年目に繰り越せるのか、などの疑問がありますが、研修期間も1年の中に入る。消化しない部分の繰り越しは、それぞれの会社の裁量にまかせられている、というところです。
安い労働賃金がタイの魅力、ということになれば、規定内でどれだけ働かせることができるか、が雇用主の考えるところでしょう。
欧米人のような長期バケーションとはほど遠い、というのがタイ人の働く現状だと思います。週休1日、祝日13日、有給6日。これでよいなら工場などの事業主はそれを選ぶでしょう。まだまだそういう労働がタイ人にとっては多い、ということになります。 (T)
2011年2月20日 タイ自由ランド掲載
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