バンコクの開発、新規プロジェクト、不動産開発、駅沿線開発

 タイのバンコクでの大型開発といえば、クロントゥーイ港周辺の開発、チェックイン機能を伴うマッカサン駅周辺の開発、そして、ルンピニ公園に近い、元ナイトマーケットのあった場所の開発、さらにはたばこ工場跡の開発、地下鉄、BTS駅周辺の開発などですが、そういった開発の情報を取り上げます。
チャオプラヤー川沿いでも大規模な開発が予定されている
チャオプラヤー川沿いでも大規模な開発が予定されている
バンコク郊外でもコンドミニアム建設、大型ショッピングモールオープン、路線延長と開発が進んでいる
バンコク郊外でもコンドミニアム建設、大型ショッピングモールオープン、路線延長と開発が進んでいる
BTS、地下鉄の延長のほか、高速鉄道、モノレールの構想も
BTS、地下鉄の延長のほか、高速鉄道、モノレールの構想も

三菱地所グループとして初となるタイ国内でのオフィスビル「One City Centre」がグランドオープンしました。276mのタイ国内最高層のオフィスビルとなります。2019年より三菱地所がタイの大手デベロッパーRaimon Land Public Company Limited社と共同で開発計画を進めてきた「One City Centre」は、BTSプルンチット駅と直結した、バンコク有数の優良オフィスエリアにあり、日系企業が手掛けたタイにおけるオフィス開発物件としては……

 

 今バンコクで最も注目されているエリア、それが「ソンワット通り」。ソンワット通りは100年以上もの前にタイの交通手段だった水上から陸上に変わった場所で、バンコク最古の貿易拠点でもあります。ソンワット通りには、問屋や倉庫、ヨーロッパ様式の建物が多くあります。ソンワット通りが注目されている理由とは、古い建物をリノベーションしたカフェやアートギャラリーがあるからです……

 

★ 2024を迎えて!新世代のエムスフィアがオープン 2024年1月5日 タイ自由ランド掲載

 2024年を迎えて、昨年はモノレールのイエローラインにピンクラインが次々にオープンし、さらに今年地下鉄のオレンジラインもオープン予定。まさに網の目の路線網が現実となる。我々日本人にとっての滞在は1万円で2400バーツとなって、観光地として気軽に来れる街ではなくなって来ている。さて、ちょうど、エムスフィアが完成したので行ってみた。入り口から入ると、フードコーナーがあり、盛り上がりがまず目につく…… 

 

モノレールのピンクラインの正式オープンが12月18日とタイ交通省より発表され、この手の新路線は1ヵ月前から無料試乗が恒例になっているため、今回も11月のなかばに約1ヵ月間の無料試乗が実施されるだろう。全30駅で、大きく環状に回る路線で、旅行気分で知らない地域を回るのが楽しい路線となりそう。特徴としては……

 

上限の運賃20バーツでの走行が10月16日から始まった。対象はタイ国有鉄道のMRTパープルラインのタオプーン駅~クローンバーンパイ駅の16駅と、レッドラインのバンスー駅~ランシット駅の10駅、バンスー駅~タリンチャン駅の4駅で、タイ政府の方針によるもの。パープルラインは1日7万人の乗客を予想、レッドラインは1日3万人を予想、合わせて10万人の乗客で賑わうことになる。これまでそれぞれ1日6万人、2万5千人の乗客だった……

 

タイで 大規模104ライに及ぶ 敷地での総額1200億バーツの世界レベルの「ONE BANGKOK」は現在、その全貌を表してきたが、 2024年初めからオープンが始まり、2024年末までには全体のうち 70%の完成となるとしており、まずグレードAのオフィス5棟合わせて50万㎡や、ザ・リッツカールトンなどの5ツ星のホテル、豪華なサービスアパート5ヵ所……

 

 「ソイ・ランナム」。あまり聞かなくなった通りですが、以前は日本人の若い人向け格安アパートご用達の場所で、シーロムやスクムビットの歓楽街で働く若いタイ人女性も多く住む「都心に近くて、格安アパートがある!」という立ち位置の場所でした。ソイランナム、ラチャプラロップ、戦勝記念塔、ディンデーンというのがキーワードで、以前は1ヵ月4000バーツ~8000バーツのアパートも豊富にあり、短くて小さな通りですが、居心地よくて、雰囲気もよい通りです…… 

 

ドンムアン国際空港が、年間利用者数や観光収入の増加を目的に、2023年の中旬ごろから第3ターミナルの建設を開始し、2029年に完成予定とタイ空港公社が発表した。現在ある国際線の第1ターミナルと、国内線の第2ターミナルだけでは、旅客処理能力の限界が近づいていることから、空港の南側に床面積14万㎡となる第3ターミナルを拡張計画を決定した。年間の旅行処理能力が3000万人から4000万人になるという……

 

タイでは新政府がかじを切り、政治に続いて今後の経済活性化、その後の経済効果が期待されるが、この3年間コロナでほぼ動きが制限された不動産開発事業なども、今後は海外からの住宅需要も多いだけに活発な動きが期待される。バンコク中心部での豪華なラグジュアリーコンドミニアムの需要も多く、特に外国人では中国人、ロシア人、ミャンマー人らを狙った物件も多く見られる……

 

今年中にはモノレールのピンクラインがオープンするとされており、当局の都合で予定が変わることもしばしばだが、今回は、12月18日に正式オープンは信用できそうだ。1ヵ月間は無料の試運転を設定していることから、11月中旬には試運転が始まる。「ケーラーイ~ミンブリー」の34.5kmで、全30駅に及ぶ。他路線と4駅で連絡していて、グリーンライン、レッドラインなど……

 

ピンクラインのモノレール「ケーラーイ~ミンブリー」は、ノーザンバンコクモノレール社によると、8~9月の試運転で、9~10月に無料開放、そして11月から正式オープンとなる。全30駅で、4路線と連絡し、郊外を環状に回る路線だ。催し物会場のインパクト・ムアントンタニーへは、シリラット駅から分かれるが、これは現在工事中で、20%の進捗状況。2024年には完成の見込み……

 

各路線沿線での開発では、大手ディベロッパーが動き出している。プルックサー・リアルエステート社は、今年分は土地購入のために50億バーツを用意しており、すでに開発のため、20億バーツは購入した。パープルライン沿線ではまた活気が戻って来ているが、同社ではコンドミニアムのプロジェクトを2つ用意し、1つはプライバシーパーク・タオプーンで、25階建て347室、広さは22.5㎡~62㎡で1室219万バーツ~……

 

セントラルワールドに隣接するいこいの場「パトムワナヌラック公園」が7月30日から正式にオープンし、開放されている。大通り沿いの敷地内には、ピンクや紫の蘭をかざり、蓮なども植えられている。緑が少ない都心でのいこいの場としての開放となっている。全体で27ライほどあり、5台の監視カメラを付け、王室財産局の所有で、バンコク都が管理する……

 

タイ運輸省鉄道局によると今後、セミナーや庶民の意見を聞き、早くて便利な現在の路線については、2024年2月までに、タイ政府に提案する運賃についてまとめたいとしている。それは今後、オープンが予定されている路線も含めたもので「どこに行くのも20バーツ一律」「1日最高50バーツで、距離に関係なく乗れる」「路線のほかバスも含めて、距離によって8~45バーツの料金に設定する」というようなもので、すでに走っているグリーンラインやレッドライン……

 

前回でもふれたが、ピンクラインのモノレールのオープンについては、運営するBTSグループによると、「ケーラーイ~ミンブリー」について、試運転を8~9月に行い、無料の一般開放を9~10月に予定しており、正式なオープンを当初の来年から、今年11月を予定しており、ムアントンタニーからの2駅については現在、20%の進捗で、オープンは2025年中としている……

 

コロナ感染の処置で中国人のタイ観光は出遅れたが、中国人のタイ浸透は徐々に広まっている。特に中国人にとっては、中国大使館のあるラチャダーピセック通りから、ラマ9世通りが人気で、ラチャダー・ソイ4周辺は、1人の地主が10ライほど持っており、ララーイサップ市場のほか、1階で中国人によるレストランやパブ、上階でカラオケ、ホテルなどを中国人が10年契約などで賃貸してビジネスしている……

 

イエローラインに続いて、ほぼ完成しているが来年のオープンが予定されているモノレールのピンクラインについて、運営するノーザンバンコクモノレール社(NBM)によると現在、工事が終了したミンブリー~ラクシー間のチェックを行っており、それが終われば試運転となる。おそらく2023年の11月ごろに試運転できるとしており、1月の無料開放になるだろうという……

 

コロナ後の路線整備については今年、イエローライン、そしてピンクラインが相次いでオープンとなるが、バンコク都知事によると、タイの新政府に対して、モノレールのグレーライン「ワチャラポン~トンロー」の16.3km、事業費291億バーツ、そして、バンナー通りを走る「バンナー~スワンナプーム空港」の19.7km、事業費483億バーツを提案するとしており、順調に行けば、2029年ごろのオープンが見込まれる。日本人の住まいが多いトンローを通り、4駅と連絡する……

 

日系企業にもなじみのあるサハパッタナーホールディング社によると、同社では初めてのミクスドユースの「キング・スクエア・コンプレックス」を、20ライの敷地で100億バーツをかけて3年後に完成させる。まず、今年末には東急コーポレーションと組み、52階建てのコンドミニアムの建設を始める。今年中ごろには販売する予定で、敷地内に予定されているインターナショナルスクールの保護者や外国人の需要を狙っている……

 

イエローラインでは土地代が上がっているところが多く、ラプラオ通りでは高いところでは1タランワー80万バーツなど。シーナカリンからサムローンにかけては、整地となり、土地を売るのを待っている所有者も多く、シークリターもシーナカリン通り沿いなので、開発業者に高値で売るため、待っている状態だ。中国人も徐々に増えているが、活性化まであと、1~2年は待つ必要があるようで……

 

モノレールのイエローラインがラプラオ駅からサムローン駅まで全路線がオープンし、料金も設定され、ちゃんと乗り換えも出来るようになっている。さて、このイエローラインはコロナの3年間、粛々と工事が行われていて、コロナがほぼ収まってからのオープンとなったが、さらに来年オープンのピンクラインとともに、初めてのモノレール路線で、高架となり、バンコクの景色を見ながらの路線だが、沿線では住まい、コンドミニアムなどの開発も、コロナ後の状況で、一気に行われると見られる……

 

モノレールのイエローラインがオープンし、高架で景色を見ながらのモノレール体験は楽しいが、この路線でまず、エンターテイメントとして行ってみたいところといえば、シーコンスクエア周辺。シーナカリン通りにある巨大モールとして昔から認知されていたが、我々が住むスクムビットからは行きづらくて、渋滞だと2時間近くかかってしまうこともあるため、なかなか近場の旅行ポイントとして行けなかった場所だ。それがBTSのサムローン駅で乗り換えて……

 

バンコクの路線で、モノレールのイエローラインがオープンし、駅周辺の土地代などが上がっている。BTSのグリーンラインから、乗り換えができるサムローン駅では現在、1タランワー当たり、42万バーツほどで、将来的にもまだ高値になる様相だ。この路線は、ラプラオ地区では 高さ制限があり、高層ビルが可能なのは、シーナカリン~スワンルアン地域で、デベロッパーがコロナあとの開発のタイミングを狙っている。シーナカリン通りで、シークリター駅から400mほどのところで計画されているランド&ハウス社の「THE KEY SRINAKARIN」は……

 

イエローラインのモノレールが開通して、駅周辺の立地等が一気に注目されるようになっているが、日本人にもおなじみの大手ディベロッパー「スパライ社」がリーズナブルな物件を販売しているので注目してみよう。場所はパッタナカーン通りの「スパライパーク・エカマイ・パッタナカーン」で、何と販売は1ユニット189万バーツから。1㎡当たり7万バーツの物件だ。それでいて 13 ライの土地のうち 4.5ライが緑の部分というから、まわりの環境もよさそう……

 

待ちに待ったモノレールのイエロー ラインが運行している。環状路線なので直接、我々が住む場所の生活路線とはなっていないが、よく使うBTSのうち、サムローン駅で乗り換えられるので、ちょっと遠出をする、という感覚で利用するのは楽しい。それで初の長い路線のモノレールなので、その居心地を確かめるのも楽しい。高架なので景色が見えるのもよい……

 

 

 現在、走行しているレッドラインについては、タイ交通省では、オープンして2年ほどになるが、合わせて800万人が利用しており、平日の月曜から金曜は平均1日25,000人以上、土日曜は平均1日1万人以上としている。一方、各駅での利用者は、バンスー中央駅は1日7,000人、ドンムアン駅が1日4,000人、ランシット駅は1日2,500人ほどという。ちょうど、コロナの自粛期間の3年以上が重なり、現在も赤字の状態だが、エアポートレールリンクが赤字解消で9年かかっており、レッドラインでも同じほどの期間がかかるとしている……

 

 バンコク都内の路線網の整備については、タイ交通省などによると現在、建設中のオレンジライン東側のタイ文化センター~ミンブリーの22.5kmについては、この6月の時点で、ほぼ100%の工事が完了しているとしており、17駅のうち、10駅が地下鉄、7駅が高架となる。一方、西側のタイ文化センター~バンクンノンの13.4kmは、工事について内閣の承認待ちの状態で、すべて地下鉄となる予定……

 

 タイ交通省によると、このコロナの期間も工事を継続していたモノレールのイエローラインとピンクラインがいよいよオープンすることになった。運行するイースタンバンコクモノレール社(EBM)によると、イエロー ラインは5月21日から31日まで試運転を行い、一般向けは6月3日から開始、運賃は初乗りが15バーツで、最高45バーツまでの設定。都心と郊外を環状に回る両路線は、工事が短縮できる初めてのモノレールの長い路線で……

 

 コロナがおさまった状況で、外国人のタイのコンドミニアムの購入も活発になっているが、2022年の外国人の物件の譲渡件数は、11,561ユニットで、41%増、譲渡金額も592億バーツで、49.2%増であることが、タイ不動産情報センターの調べでわかった。ダントツに多いのが中国人で、5,707ユニット、続いてロシア813ユニット、アメリカ、イギリス、フランスと続く……

 

 ひさしぶりに川向こうのトンブリーに行きました。BTSに乗りクルントンブリー駅で乗り換えてアイコンサイアムの向かいのICSを目ざします。トンブリーというのは、チャオプラヤー川を超えた向こうの地域をそう呼んでいます。クルントンブリーの駅周辺は、高層コンドミニアムが次々に出来ていて、昼間は都心に働く人が多いとしても、夜はオフィスから帰るタイ人で賑わうのでしょう……

 

 路線網のレッドラインの延長については、次のタイ政府の承認を待って事業を進めることになった。タリンチャン~シリラートの5.7km、46億バーツ、ランシット~タマサート大学の8.84km、64億バーツ、タリンチャン~サラヤーの14.8km、106億バーツ。そして、バンスー~パヤタイ~マッカサン~フアマーク、バンスー~フアランポーンの25.9km、470億バーツだが……

  

 

 バンコクで外国人の人気のある都心の住まいのエリアは 、ウェブ 調査などのterrabkkによると、大きく分けて6ヵ所で、チットロム~プルンチット~ウィタユ地区、シーロム、サトン地区、アソーク地区、プロンポン~トンロー~エカマイなどと、コロナ前と同じく人気のエリアとともに、新顔ではラチャダー~フワイクワン地区、バンナー地区がお目見えした……

  

 

 バンコク都内の路線網は仕上げに近づいているが、計画されているブラウンラインについては、「ケーラーイ~ラムサーリー」を走るモノレールで、今回オープンのピンクラインと似たような環状路線となる。特長は7路線と連絡することで、乗り換え路線として重宝されることになる。コロナの影響もあり、少し遅れているが、民間、タイ政府によるPPP方式を採用し、全長22.1kmで全20駅をモノレールで設置する。2025年には内閣にはかり、建設は2026年から……

  

 

 いよいよイエローラインとピンクラインが始動する。バンコク都内の路線網整備のことだが、初めての長いモノレール路線で、1ヵ月から3ヵ月ほどは無料開放される予定。郊外に伸びる路線ではなく、環状に回る路線というのが特長で、我々、日本人が住むスクンビットを回るわけではないが、乗り継いで新しい街を探検しに行くなど、外国人にとっては楽しい路線となりそうだ。例えば、イエローラインではラプラオ通りを通り、シーナカリン通りではシーナカリン鉄道市場などにモノレールで行ける……

  

 

 コロナの間に不動産の高級物件がよく売れるなどがあったが、タイ不動産情報センターによると、バンコクやその近郊では2,000万バーツ以上の一軒家の売れ行きがよく、今後は大きな市場を占めると見ている。現在、販売しているものでは、2,000万バーツ以上の物件は3,902戸あるが、全体の1.8%ほどで、戸数は少ないとしているが、金額については1,472億バーツを占めており、全体の15.9%にのぼる……

  

 

 コロナ後の開発の機運が各地で次々に高まっているなか、チャオプラヤー川向こうのトンブリーでも、トンブリー駅周辺の開発について、タイ交通省大臣が言及している。2月23日に述べたところによると、トンブリー駅周辺の147ライの開発についてはまず、14ライについて2023年末までに入札し、3年間の建設で、ミクスドユース(複合施設)の建物を完成させ、完成後は民間に30年賃貸して運営していくとしている……

  

 

 タイとカンボジアをつなぐ鉄道については、タイ国鉄道によると、この3月に両国で協議しており、近々、タイ~ポイペト~シソポンへの鉄道が整備されそうだ。タイ側のサケーオ県ロンクルア市場を通り、バーンクローンルック国境市場、そしてカンボジア側のポイペト、シソポンまでの30kmで、すでに準備ができており、税関などを整備するのみとなっているという……

  

 

 バンコクでチャオプラヤー川沿いの観光客向け名所といえば、アジアティーク・ザ・リバーフロント。コロナ前は観光客でにぎわったがコロナ中は閑散とし、ようやく活気を取り戻してきたが、今回は創設10周年を迎え、ディズニーから「ディズニー・100 ビレッジ」を誘致し、スターウォーズやフローズンなどをお披露目する。3月24日から7月31日まで開催し、オープンもこれまでの毎日午後4時から0時までが……

  

 

★ レッドラインの路線延長を内閣承認へ 2023年2月20日 タイ自由ランド掲載

 路線整備については、レッドラインの延長は、タリンチャンーシリラットの5.7km、ランシット-タマサート大学の8.84kmが内閣にはかられる予定で、そのほか、タリンチャン-サラヤー、バンスー-パヤタイ-マッカサン-フアマーク、バンスー-フアランポーンなどもPPP方式で計画されている……

  

 

★ パッポンの屋台は不許可? 2023年2月5日 タイ自由ランド掲載

 外国人の観光客が増えてきて、この3年間は屋台の出店なども少なかったが、パッポンやシーロム通りなどでは今まで通りの賑やかな屋台の出店を販売主側は望んでいるが、現在のところ、許可されていない。一時は2メートル×2メートルの区画を縮小して60センチ×60センチでの出店で合意があったが、翌日には許可されず、販売主らが出店を求めて、都庁と交渉している状態だ……

  

 

 このコロナ禍の間も工事が続けられてきた「ザ・フォレスティアーズ」は、バンナートラット7km地点に小さな街の新設を目ざしたもので、計画地の回りを車で走ると、その全ぼうがようやく伺えるようになったが、今年末にはタウンセンターの完成も見込まれている。この開発はマグノリアクオリティーディベロップメント(MQDC)によるもので、敷地内のコンドミニアムや一軒家などの計画で、今まで220億バーツの販売をしている……

  

 

 駐在員の住まいも多いトンローにまた一つ、ランドマークとして「マルシェトンロー(Marché Thonglor)が開発される。メインは50店以上を集めた飲食店などによる5階建てのコミュニティーモール。さらに12階建てのオフィスビルも併設する。事業費は合わせて20億バーツにのぼり、6万㎡のミクストユースの造りとなる……

 

 コンドミニアムの販売については、2023年は活況が戻ってくるとコリアーズインターナショナル社(Colliers)では見ており、2022年の新規販売は41,429件だったとしている。今年は45,000ユニットほどになるとしており、金額も1,167億バーツから1,300億バーツになる、としている。新規に開通する路線沿線が人気で、ラムイントラー、バンナー周辺で、低層のコンドミニアムが主流としている……

 

 今年の運行が予定されているイエローラインとピンクラインのモノレールの路線については、タイ交通省では、イエローラインは6月に一般開放を予定しており、そのあと、7月にはピンクラインの部分的な開放を予定している。まず、イエローラインのラプラオ~サムローンの30.4kmについては当初、ラプラオ駅を残して先にそれ以外をオープンする予定だったが、6月に一斉にオープンすることでまとまった……

 

 タイ・バンコクでは最近「ミクストユース(mixed-use)」と言われる複合利用型施設の建設が盛んである。同じ敷地内にオフィスビル、ホテル、商業施設といった複数機能の施設などがあり日常生活がそこで完了できるような利便性の高いものになっている(A~D)。その為、ミクストユース型施設内にある住宅は、付加価値があり資産性も高くなり非常に人気である……

→ホームページ 

 →同社の紹介サイト

 

 タイ最大のプロジェクトとして、このコロナ禍の間も工事が進んでいた「ワンバンコク(ONE BANGKOK)がようやく、その外観を表わしてきて、来年末にその一部が完成、そして2024~26年にかけて順次オープンする。事業費1,200億バーツにのぼる……

  

 

 コロナあとのこの時期、サイアム周辺の開発では、土地を所有するチュラロンコン大学財務管理事務所によると、ワールドクラスのウォーキングストリートの創設を検討しているという。同地は、以前あったスカラ座の開発で、タイでセントラルデパートを展開する同系列のセントラルパッタナー社が権利を得て、42階ほどのミクスドユースを建設する予定で、同管理事務所でも徐々に長期の契約が切れる賃貸場所での開発を検討している……

  

 ジェトロなどによると、2019年に3,637店だった日本料理店数が、2021年には4,370店まで伸び、特に地方での広がりがすそ野を広げている。2021年にはバンコクでは2,073店だったが、地方では2,297店で、バンコクより店舗数は上回っている。これは日本人が経営する店はバンコクに集中しているので、地方でのタイ人による日本料理店が増えているともいえる……

  

 バンコク都内の路線網整備については今月から、イエローライン、ピンクラインの試運転が予定されており、これらの環状に回る路線により、全体の厚みが増した感じとなるがもう一つ、環状として用意されている路線が「ブラウン ライン」の「ケーラーイ~ラムサーリー」。スクンビット界隈に住む日本人からすると、「ここまで環状路線が必要?」という気もするが……

  

 ラマ3世通り沿いに10月20日にオープンしたのが人気のショッピングモール「ターミナル21 ・ラマ3世」。その中にタイで100店以上展開中の60バーツショップ「ダイソー」が 地下に出店している。300㎡の広い店内は、キッチン、掃除用品や化粧品などを中心に揃えており、「うちの定番のカレー」なども60バーツで販売している。今の時期、クリスマスグッズも満載だ……

 

 

 モノレールのブラウンラインの路線整備(ケーラーイ~ラムサーリー)については、来年の工事が予定されており、ナムウォンワン通りやカセットナワミン通りを走る路線だが、グリーンラインと連絡するエークカセット駅について、コンドミニアムが影響を受けると住民らが訴えている。同コンドには200ユニット、800人が住んでいる。駅ができると、コンドの敷地がけずられ、コンドの前が閉じられる形になる、として設計などの変更を要望している模様だ……

 

 

 タイでのモノレールのオープンについては、12月に試運転を開始し、来年2月ごろまで無料開放し、その後の運賃は12~45バーツほどになる、とタイ交通省では話している。オープンするのはイースタンバンコクモノレール(EBM)のイエローライン、ラプラオ~サムローンの30.4 km と、ノーザンバンコクモノレール(NBM)のピンクライン、ケーラーイ~ミンブリーの34.5km。どちらも部分的に開通の予定で、イエローラインはサムロン~パワナー、ピンクラインがミンブリー~ガバメントコンプレックス……

 

 

 スクムビットのBTSプロンポン駅に隣接して現在、建設中のエム・スフィア(The EM Sphere)についてはスパラット代表によると、2023年の12月に完成予定で、高級ショッピングモール&外国人観光の中心地となり、The Em Districtが完成する、としている。その3つのEMが、ザ・エンポリアム、ザ・エムクオーティエ、ザ・エムスフィアの3棟。敷地は合わせて50ライにも及び、延床は65万㎡にのぼり……

 

 

 MRT地下鉄のサムヤーン駅周辺では、サムヤーンミットタウンなどがあり、開発が進むが、チュラロンコン大学財務事務所によると、周辺の住居など65区画の12ライでのプロジェクトを検討しており、医療センター&商業センターを構想していて、事業費は40億バーツ以上になる。大手の不動産開発マグノリア・クオリティー・ディベロップメント(MQDC)が名乗りを上げている。民間企業を含めたPPP方式での開発になりそうだ……

 

 

 バンコクでのエンターテイメントの1つに、イベント、催しに行くというのがあります。今回はさきごろ、装いを新たにオープンした「クイーンシリキット・ナショナルコンベンションセンター」に行ってみました。今回はBTSアソーク駅でおりて、ベンジャキティ公園を見たかったので、そこを通り、向こうに見えてくるのがシリキットです……

 

 このコロナの時期はコンドミニアムの購入も低調だったが、アーカンソンクロ銀行の調べによると、2018年から2022年6月までで外国人がタイのコンドミニアムの物件などを購入したのは、47,288件にのぼり、金額では2,076億バーツとなる。このうち、中国人がダントツで、外国人の60%を占め、27,738件、1,168億バーツにのぼるが、コロナで入国が制限された期間は大幅に減少した……

 

 ほぼ完成しているコンドミニアム「THE ESTELLE(ザ・エステル)」は、BTSプロンポン駅から歩いて5分ほどの好立地。37階建てで全146室。それぞれ広い部屋が特徴で、価格は1部屋1,680万バーツから。大手デベロッパーのライモンランド社が東京建物と組んだ物件で、すでに70%の販売は終えたという。そのうち40%は外国人の購入で、中国、シンガポール、日本など。そのほか、カンボジア人、ミャンマー人の富裕層も購入しており……

 

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